2010年06月22日

メープルセンター第1期の終了

継続する生徒さんがいて嬉しい

今日、西大井の品川区文化振興財団メープルセンターでの、私游芸真千子の「三味線で唄う小唄・端唄教室」の第1期が終わりました。

4月13日の「水の出花」から始まり、時に都々逸や俗曲、それに私の游芸節の唄を交えつつ、「腹の立つ時」「梅は咲いたか」「縁かいな」「淡海節」「萩桔梗」「お互いに」と進み、本日6月22日の「梅雨の晴れ間」で、第1期のお稽古を終えましたが、生徒さん7名全員、見事に、これらの唄をお一人で唄えるようになり、とても嬉しかったです。

7月13日から、第2期が始まりますが、今日終了した生徒さんのうち、4名の方が、引き続き、またお稽古に来てくださることになりました。その4名の方に加えて、新規の3名の方が加わり、9月まで、3ヶ月間の第2期のお稽古をいたします。

第2期で、今、予定している唄は、「止めても帰る(小唄)」「寝ながらに(小唄)」「梅にも春(端唄)」「からかさ(端唄)」「手紙(現代小唄)」「茶の科(小唄)」「青柳のかげ(端唄)」です。暑い夏の盛りのお稽古になりますが、生徒の皆様に喜ばれる授業をしていきたいなと思っています。

来年の3月13日に大井町きゅりあんで、メイプルセンターの発表会も行われます。それには、游芸真千子社中として、参加したいと願っています。

私のお稽古に興味のある方は、
03−3774−5050(メイプルセンター)または、
http://www.shinagawa-culture.or.jp/
にお問い合わせください。

ではまた、明日。

真千子



posted by あぶさん at 20:09| Comment(0) | 文化センターでのお稽古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メイプルセンターでお稽古です

私の人生語ります

今日は、私が15歳のときのことです。

15歳

 中学3年の私は、詩を書いたりすることで、自己表現するようになり、千葉県の同人雑誌(空蝉)に同人として加わりました。書店の仕事は、本の配達(学校の先生方へ)と返品の整理、伝票は算盤ができたので、助かりました。朝はお掃除をすませ、食事の仕度をして、学校に通うことができました。お給料は2000円でした。それを2万円以上貯金しました。
下に、15歳のときに書いた詩をご紹介します。
     
      夢
森の中で 鴇(とき)色の花が ひょっこり
咲いたような あの時から 夢は始められる
広くて丸い ダリヤの肩を 抱きしめた
空涙の戯れから やっぱり夢は始められる
木の間から零れる 赤い陽に 気狂いじみた
口づけを降らし 露にむき出された白い脚に
羽根のない成虫が這う むず痒い
疼きの中で カラカラと 笑いながら
飛び立つ あなたを見た
青い血を一杯に張った水面に
ぽっかりこ ぽっかりこと 赤い風船が
踊っている 砂浜に忘れられた麦わら帽子
は 懐かしい夏の匂いがしていた
海草の切れはしに絡まれた少年の
足も どこかで睨んだ こおろぎの目玉も
雲のうねりと光の中で 綻びてしまう
  もう秋だった
(秋の海にて)
15歳、長谷川町子詩

今日は西大井のメイプルセンターでお稽古

今日は、これから、午後3時から、西大井のメイプルセンターで小唄・端唄・三味線のお稽古をします。

4月から始まった第1期は、今日で終わり、7月には第2期に入ります。第1期のお稽古を受けてくださった皆さんに、厚く御礼申し上げます。

引き続き、第2期に進まれる方は、お稽古する曲が変わりますので、これまで覚えた唄・曲と重複することはありません。






 

posted by あぶさん at 12:15| Comment(0) | 文化センターでのお稽古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

芸者大学に入る前

私の人生語ります〜芸者大学入学前

14歳

養父が、突然、脳溢血で倒れたのは、私が中学2年生の4月29日のことでした。学校が休みなので、側についていられました。三日間昏睡状態のまま、5月1日午前10時ごろ、息を引き取りました。

親戚中が集まりました。私が生れた野田の両親も来ました。後見人が居ないと養女の私は相続できないということで、野田の両親が後見人人り、私は、少しの間、野田の両親の家に引き取られたのです。

そのとき、生みの母の口から聞いたのは、父が「ごく潰しが来る」と言っていた。父が私を麦畑に捨てて困ったということでした。私の洗濯物は隅によせて嫌がりましたので、自分で洗いましたが、父に、私のことを悪い子と母が言いつけるので、とても小さくなって暮らしていたのです。

中学2年の私は、町のうどん屋さんにアルバイトに出ました。1日100円のアルバイト代は母に渡し、私のための石鹸、ちり紙、歯ブラシ代金に当てさせてもらっていました。

そんなときに中学校の校長先生が、見るに見かねたのでしょう、お話があって、住み込みで通わせていただくことになりました。

先生の自宅は、戸辺書店という大きな本屋さんでした。私は、そこで、取次ぎから送られてくる本の仕分けや、返品の手配など、書籍の流通についてはあらかた覚えました。また、本を配達にいくこともありました。

あるとき、その途中で、歩いてくる父に出会ったのですが、父は私を避けてすぐにわき道に曲がってしまい、寂しい気持ちがしたことを覚えています。

でも、私は、お蔭で、好きな本をたくさん読むことができました。感謝しています。

(これから先は、高校へは進学させてもらえず、芸者置屋へ女中奉公に出されて、芸者大学に進む話になりますが、今日はこれまでにします。また、明日)

今日の游芸節

☆お夏清十郎
二上がり

向こう通るは 清十郎じゃないか
笠がよう似た菅笠が

(台詞)
なに菅笠が ええどれどれどこへ

清十郎殺さば お夏も殺せ
生きて 思いをさしょよりも

裾しどけなく 濡れそぼち
忘れかねたる 面影を
追うてさまよう 夏の蝶       (お夏狂乱より)

*この曲は、常磐津のお夏狂乱をモチーフに作りました。田舎道を行く狂女お夏に、子どもや馬子がからんだ舞踊曲です。

このブログでは、実際の演奏を聴いていただけないのが残念です。

お聴きになりたい方は、ぜひ、下記にお問い合わせください。

游芸節普及友の会事務局
東京都港区西新橋2−13−14の401
03−3591−0131
FAX03−5935−8701









posted by あぶさん at 13:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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