今日は、冬空が晴れ渡り、家近くの高台から見ると遠くに富士山もくっきりとその姿をみせ、本当に、寒い冷たい日でした。
私の住んでいる東京は、今日のお天気は晴れでしたが、北日本は大雪と聞きました。
雪と聞いて、私は、自分の作詞した「唐人お吉」を三味線で弾き語りで唄ってみました。
●唐人お吉
(三味線は本調子)
雪の下田も 小夜更けて
憂きが上にも 降りしきる
(台詞)
鶴さん そりゃあんまりだ
たとえ 天城の山が崩れても
このお吉を離すものかと
あれは嘘だったのかい
お国の為と 持て囃されて
今は 道行く人々に
唐人お吉と 罵られ
沖の千鳥の 便りも絶えて
酒に乱るる 仇姿
後の哀れとなりにけり (台詞のみ、島津亜矢「お吉」より)
唄っていて、自分もなんだか悲しくなってきました。
今日は、もうこれで終わりです。