今日は、小伝馬町の日本橋小津和紙のギャラリーに、書家浅野秋月先生の個展を見に行ってきました。
浅野先生は、私の游芸(ゆうき)節の名づけ親でもありますし、いろいろと応援もしてくださる先生で、奥様が私と同じに日本舞踊をされていたこともあり、親しくさせていただいています。
でも、奥様は、悲しいことにお亡くなりになり、あんなに仲のよかったご夫婦でしたので、先生がそのまま力落としてがっくりされるのではないかと心配しましたが、良き妹様やお仲間の支えで、今年もまたすばらしい書を出展されており、感動しました。
私の作詞した曼珠沙華の歌詞も書にしてくださり、感激でした。
筆の傘
さて、小津ギャラリーは、350年も続く小津和紙会社の文化活動の一環として開かれたものですが、さすが、和紙やさんで、和紙に関するざまな展示物があり、それを見ているだけでも楽しいものです。
そんな和の文化を大事にするギャラリーにいて、浅野先生の書を見ているうちに、ふと、筆の傘という小唄を思い出しました。筆の傘というのは、言ってみれば、万年筆のキャップのようなもので、昔は、竹の筒をかぶせていました。その竹の筒が、不要になると、集められて焚かれたといいます。そのときに、ミカンやゆずの乾いた皮なども一緒に焚いて、その煙が蚊いぶしになったということです。
●筆の傘
筆の傘 焚いて待つ夜の
蚊やり火に
さあっと吹きしむ 涼風や
磯打つ汐の 粋(すい)な夜に
女浪男浪の 夫婦(みょうと)仲
寝つかれぬ夜は 尚(なほ)恋しさに
寝かれぬ時を 思いやる
もう今年も終ります。
私のホームページに、来年こそ、多くの方々が訪れてくださいますよう心から祈ります。
「小唄・端唄・三味線教室」で検索して、ホームページをご覧ください。
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